2021年6月に実施された第145回「ウエストミンスター・ケネル・クラブ・ドッグショー」で優勝したのは3歳のペキニーズの「ワサビ」です。

ペキニーズは中国原産の愛玩用犬種で、鼻がつぶれた独特の顔つきをしているのですが、ワサビは特にふさふさの被毛が愛らしい犬でした。

今回はワサビの来歴や近況について調べてみました。

ワサビのブリーダーは何者か

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ワサビのブリーダー(作出した人)はDavid Fitzpatrick氏といい、ペキニーズのブリーダーとして非常に権威がある方です。

公式サイトもあり、過去に作出したペキニーズたちを確認することができます。

現在いるチャンピオン犬は、ワサビの他にPequest Rum Dum “Rummie”や、CH Pequest Fortune Cookieが紹介されています。

過去のチャンピオン犬までさかのぼると雄・雌ともに非常に膨大な数が紹介されており、ブリーダーとしての実力は折り紙付きと言えるでしょう。

ワサビ自身も、2019・2020年に立て続けに各種品評会で優勝しており、動きのかわいらしさ含めて「理想的なペキニーズ」と評価されています。

2022年現在のワサビの近況

David Fitzpatrick氏の公式サイト・SNS含めて確認したところ、ワサビ自体のSNSアカウントや、2022年に入ってからの写真も特に存在していないので、近況ははっきりとはわからない状態です。

とはいえ、公式サイトにて “David is known as a breeder of Pekingese and continually strives to maintain good heath, as well as true Pekingese type.”( Davidはペキニーズのブリーダーとして知られており、ペキニーズの品種としての特徴と健康状態を維持するために絶えず努力しています)と記載がありますし、一般的にペキニーズの寿命は12~15歳ほどと言われています。

そのため、2022年現在、3~4歳になっていると推定されるワサビはまだまだ元気に暮らしていると想像できます。

専用のSNSアカウントがある犬ほど頻繁に状況はわかりにくいですが、近いうちに元気な姿を知ることができるかもしれません。