お子さんの教育費をトータルで考えたとき、もっとも負担が大きいのが「大学進学」にかかる費用ではないでしょうか。

乳幼児の頃から、学資保険などを活用して準備を進めてこられた方も多かったはず。

ところが、超低金利状態が続くいま、学資保険の返戻率も低下しています。10年から20年の長期間かけて準備しても、資金はほとんど育たない……。親にとっては厳しい時代といえるでしょう。

LIMO編集部では、「大学の学費」にフォーカスしていきます。今回は、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学の文学部を4年間で卒業した場合に必要な学費を、各大学の開示データを基に比較していきます。

早・慶・上智、一番学費が高いのはどこの大学でしょうか。

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早稲田大学・文学部「4年間の学費はいくら?」

早稲田大学・文学部(2022年度入学生)の納付金は以下の通り。

早稲田大学・文学部「初年度納付金」

初年度納付金合計:121万3000円

早稲田大学・文学部「在学生納付金(予定)」

※入学後、特定の科目を選択する場合は、別途実習費等が必要となることがある。

※同学部は2年次に専攻分けがあり、コースにより学費が異なります。ここでは参考として、最も高額なコース(考古学)と、最も安いコース(中東・イスラーム、哲学、東洋哲学、教育学、フランス語フランス文学、ドイツ語ドイツ文学、ロシア語ロシア文学)の学費を示します。

  • 2年次:127万3000円~121万3000円
  • 3年次:127万3000円~121万3000円
  • 4年次:131万3000円~125万3000円00

早稲田大学・文学部「4年間の学費」合計=507万2000円~489万2000円

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では、慶應義塾大学・文学部の学費はどのくらいでしょうか。