コロナ禍のアウトドアブームをきっかけに注目が集まる車中泊の旅。「三密」を回避しながら旅を楽しめることもあり、車中泊にトライする方も多いでしょう。

車中泊では、就寝中の事故や車上荒らしなど、さまざまなアクシデントが想定されます(※編集部注)。

その中でも多いのはやはり、クルマに関するトラブル。事前にトラブルを防止・回避するためにも、ドライブレコーダーは必須です。

「ドラレコを使ってみたいけど、どんな基準で選べばよいか迷う……」

今日はそんなお悩みを持つ人向けに、車中泊で全国を旅した夫婦の視点から、ドライブレコーダー選びのポイントをお伝えしていきます。

車中泊の不安を減らすドライブレコーダーのかしこい選び方、そして、車中泊をするなら「ぜひおさえておきたい2つの機能」についてもお話ししましょう!

【参考記事】キャンピングカー「トイレ事情・あるあるトラブル5選」災害時の車中泊にも役立つ!

ドライブレコーダーは「4つのポイント」で選ぶ!

運転中や停車中にトラブルがあった場合、証拠映像として記録ができるドライブレコーダー。

万が一トラブルに見舞われた際に、「映像がぼやけて必要な情報が得られなかった……」という事態は避けたいところです。

まずは、車中泊を安心・安全に過ごすために、ドライブレコーダーを選ぶ際のポイントを4つに絞ってご紹介していきます。

【ドラレコ選び ポイントその1】ドライブレコーダーの形状

ドライブレコーダーの形状は、大きく分けて3種類に分けられます。

1.本体カメラ一体型

一体型は、カメラと記録をするユニットが1つの機器でまかなえるタイプです。取り付けが容易で、他のタイプより種類が豊富で比較的安価なモデルが多いです。

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2.カメラとユニット分離型(セパレート型)

分離型は、カメラと記録するユニットが別々のタイプです。一体型モデルよりカメラが小さいため、視界を妨げません。また、バックカメラが付属しているモデルが多いことも特徴です。

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しかし、カメラとユニットが別々なため、配線も複雑で取り付けも複雑になります。

3.ミラー型

ルームミラーに取り付けて使用するタイプです。設置場所がルームミラーのため、視界をさえぎらず、普段と同じ視界で運転が可能です。また、比較的容易に取り付けができます。

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ただし、モデルによってはルームミラーが鏡ではなく全てモニターの映像になるため、画質やフレームレートで使いやすさに差が出ます。選ぶ際には注意が必要です。