一方で、「その他の小売店」では、対前年同月比で+1.6%増と拡大しているチャネルもあります。
「百貨店・総合スーパー」が同▲5.1%であることを考えると小規模の小売店での消費活動やクレジットカードの利用が増加していることがうかがえます。
どこのクレジットカード会社がのびているのか
続いて、クレジットカード会社ごとに見ていきましょう。
経済産業省の同資料によれば、「銀行系」、「信販系」、「商業系」と大きく分類される中で、「信販系」だけが伸びがプラス成長となっています。「銀行系」、「商業系」はいずれもマイナス成長です。
クレディセゾンが2020年11月に開示した2020年度上期決算説明会資料によれば、2019年度のショッピング取扱高の国内マーケットシェアは以下の通りです。
クレジットカードの市場シェア
- 楽天カード:15.5%
- 三井住友FG:12.6%
- 三菱UFJ FG:10.9%
- イオンフィナンシャル:9.1%
- クレディセゾン単体:7.7%
- JCB:6.7%