銀行員が語る「親の借金3000万円、でもお金が寄ってきた人」の特徴

世界中でワクチン接種が始まっているとはいえ、新型コロナウイルスの収束はまだまだ先になりそうです。その影響で休廃業や倒産に追い込まれた店舗や事業所もあり、「自分のせいではないのに、なぜ自分がこんな目に…」とやり場のない怒りや不安、苦悩を抱えている人も少なくないでしょう。

私は勤続30年の銀行員生活を通して、それこそ数え切れないくらいさまざまな人を見てきました。その中で今回は、自分のせいではない逆境にもめげず、夢をつかみ取った男性のお話を紹介していきたいと思います。

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父が亡くなり、残った借金返済は50年!

その人は、地域のスーパーマーケットで雇われ店長さんをしていた30代男性、ここではAさんとしましょう。Aさんは、自営業をしていたお父さんが多額の借金を残したまま亡くなり、その借金を引き継いで、少しずつ返済していました。

前任から交代して担当になった私は、同年代で家族構成も同じAさんに親近感を持ちました。好感を持ったのは、そうした理由以外に、彼の前向きな姿勢があったからです。

借金の保証人はお母さんだったそうで、保証人ではないAさんには必ずしも返済の義務があったわけではありません。そのままお母さんに返済してもらうという選択肢もあったのです。

しかしAさんは、自分で借金を返していくことに決めました。

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執筆者

勤続30年の現役銀行員。金融ライター。銀行員として数え切れないほどのお客様と会い、相談に乗り、一緒に悩んだ経験では誰にも負けない自信があります。取り組んでいく記事も、そんな一介の銀行員目線で書いています。