平気でウソをつく

電子部品メーカーで働く20代のBさんは、同じ課に配属された後輩に困ったそうです。「どんなに仕事を教えても『教えてもらっていないのでわかりません』という後輩がいました。最初はそれが悲しくて、毎日何を教えたか日報を書き、後輩にも『理解できた』『自信がない』とチェックさせていたのですが『理解できた』といったこともできておらず理由を尋ねても知らんぷり」

「挙げ句、起こしたミスを上司に聴取される後輩の口から出たのは、『Bさんからはにはそこまで教えてもらってません』。他の先輩たちにも話を聞いて色々な教え方を試したのに…」ほどなくその後輩は職場を辞め、Bさんの課にも平穏が戻ったそうです。

ミスを人になすりつける同僚

貿易関連の会社で働く30代のCさんの悩みは、自分のミスを人になすりつける同僚がいたことです。

「うちの事務職はその日のうちに片付けないといけない仕事が多く、営業に迷惑がかからないように、当然ミスは最小限にが鉄則です。でも同僚はとにかく些細なミスが多くて…。周りでフォローしながらやっていました」といいます。

しかし、Cさんと同じチームの同僚は、彼女の誤爆メールで衝撃の事実を知ります。「営業部の部長からの『何度宛先を間違えれば気が済むのか』とのお怒りメールに、彼女は『今回はCさんから宛先の指示がありました』と返信していたんです。まるで自分が被害者であるかのように…。もう本当にコリゴリです」と話してくれました。

まとめ

どんな職場にも困った人はいるものですが、そういう人をうまくあしらって仕事をしていかなくてはなりません。もし今、誰かに足を引っ張られていると感じるのであれば、うまく回避したり場合によっては反撃したりすることを考えてもいいかもしれませんね。

参考資料

【調査概要】

調査対象:全国の働く男女
調査期間:2020年12月3日~12月4日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:500人(女性329人/男性166人/未回答5人)

尾藤 ちよ子