ファミリーレストラン「ガスト」や「ジョナサン」などを運営する株式会社すかいらーくレストランツは、洋食に限らず和食や中華レストランなど、レストラン企業やフードビジネス企業を経営する会社です。

すかいらーくレストランツを含むすかいらーくグループは、お手頃価格で楽しめるお店も多く、家族や仲間と手軽においしく楽しむことができるため、多くの人にとって親しみがあるのではないでしょうか。

コロナ禍でなかなか外食がままならない今、すかいらーくレストランツでは「お得なテイクアウトキャンペーン」が始まりました。第1弾は「バーミヤン」・「夢庵」・「藍屋」の3社で1月21日(木)から2月3日(水)までの間おこなわれています。主婦の間でもコスパが高いと話題のようです。いったいどんなキャンペーンなのでしょうか。

株式会社すかいらーくホールディングスが2021年1月に発表した「2020年12月度 すかいらーくグループIRレポート」によると、すかいらーくグループは現在、「ガスト」「ジョナサン」「バーミヤン」などを中心に3119店舗を運営しています。

2020年12月の売上概況は、全店の売上高が23.9%減、既存店の売上高が21.9%減という結果に。全国のコロナウイルス感染症(COVID-19)感染者数が11月後半から継続して拡大していることや、各自治体からの営業時間短縮要請に適宜対応したことなどが原因として挙げられています。とはいえ、既存店の客単価に関しては前年比8.0%増という数字も出ています。

これらの要因として、すかいらーくグループの各ブランドで、年末年始の食事を家で楽しむためのデリバリー・テイクアウト向け大皿料理や寿司盛合せなどパーティーメニューを展開したことなどが考えられるそうです。12月売上はデリバリーは前年比約50%増、テイクアウトは前年比約2倍といった結果になっており、過去とは違った需要に対応していることがうかがえます。