みんなはネットで何買った?

「家計消費状況調査2020年(令和2年)7~9月期平均」によると、二人以上世帯のインターネットを利用した支出総額(22品目)の平均値は、1万6,395円となりました。2019年平均は1万4,332円ですので、若干の支出増となっています。ちなみに「インターネットを通じて注文をした世帯当たりの支出総額」は、2019年は3万2,141円、2020年7~9月期は3万2,680円とあまり変わりませんでした。

「みんながインターネットでもっとも買ったもの」をみてみましょう。

1位:上記に当てはまらない商品・サービス

突然1位が「上記に当てはまらない」ということなので驚きだと思いますが、例えばアクセサリーや家事雑貨、消耗品などを指すようです。主な食品や衣料品、化粧品、書籍、チケットなどを除く「ちょっとしたもの」だと理解できるでしょう。平均2,797円となっています。

2位:食料品

これは飲料や出前、健康食品を除いたものです。また贈答品も除きます。自分たちが食する物を購入した、ということで平均2,158円となっています。

3位:家電

これについては、「掃除機などの家事用耐久財、冷暖房用器具、パソコンなどの教養娯楽用耐久財、ゲーム機本体などの教養娯楽用品、携帯電話などの通信機器」(※)とあります。テレワークの普及でそれに関連する家電を買ったり、おうち時間増によってゲーム関連の消費が増えているのかもしれません。平均1,452円です。

では逆に「みんながネットであまり買わなかったもの」をみてみましょう。ただ調査対象になっていないものについてはそもそもランキング外となりますので、「ネットで結構買えるのに、みんながあまり買わなかったもの」ランキングといえるでしょう。