年末ジャンボ宝くじの発売時期になりました。2020年の年末ジャンボの最高当せん金額も1等・前後賞を合わせて10億円です。

今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で冬のボーナスがカットされた企業も多かったため、年末ジャンボに賭けている人もいるかもしれません。そこで今回は、気になる年末ジャンボの当せん確率について解説します。

年末ジャンボ宝くじ(第862回全国自治宝くじ)の発売期間は2020年11月24日(火)から12月25日(金)まで。購入を迷っている方はぜひこの記事を読んで検討してみてください。

「年末ジャンボ」の当せん確率は?

さっそく、気になる年末ジャンボの当せん確率を調べてみましょう。2020年の発売予定枚数は1,320億円分(1枚300円)の4億4,000万枚です。これに対し、1等の本数は22本。計算する以前に、1等が当たる確率は果てしなく低いことが予想されます。

実際に計算してみた結果、各等級の当せん確率は以下の表の通りになりました。

年末ジャンボ宝くじの発売概要をもとに筆者作成(4億4,000万枚発売の場合)

当せん金額7億円の1等が当たる確率は、2000万分の1です。宝くじの当たる確率と良く比較されるのが「雷に打たれる確率」ですが、生涯の内に人が雷に打たれる確率は1000万分の1といわれています。つまり年末ジャンボの1位が当たる確率は、死ぬまでに雷に打たれる確率よりずっと低いということです。

2000万分の1といわれてイメージがわかない方も、年末ジャンボの1等当せんは夢のまた夢であるということがお分かりいただけたかと思います。