名古屋生まれの喫茶店として知られるコメダ珈琲店は、全国に800店舗以上店舗を構えるコーヒーチェーンです。美味しい珈琲はもちろん、メニューが豊富なところや居心地のよいリビングのような空間が人気を集める理由となっています。

そんなコメダ珈琲店では、毎年年始に福袋の販売をおこなっています。2021年は税込7000円と税込5000円の2パターンの福袋が登場とのこと。しかも、人気アウトドアブランド「LOGOS(ロゴス)」とのコラボレーション福袋というから見逃せません。そのお得な福袋をゲットするため、早くもファンたちは予約に走っているようです。

回復の兆しをみせるコメダ珈琲店

コメダ珈琲店が2020年10月に発表した「2021年2月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」によりますと、第2四半期連結累計期間(2020年3月1日~8月31日)は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響により、厳しい事業環境に。臨時休業や営業時間の短縮をおこないつつも、3密の防止を徹底しながら店舗を運営しました。

この間、店頭販売やデリバリーの拡充、テイクアウト強化のための専用メニューの導入などをおこなった結果、店舗におけるデリバリーを含むテイクアウトの売上が伸張。緊急事態宣言が解除された後も、衛生対策等を徹底した店舗運営を継続しながら季節限定メニューの販売やアイスコーヒー、サマーバックなどの物販を拡充していきました。

この結果、FC加盟店向けの卸売売上は徐々に回復していき、3 月から5月までの累計で既存店売上高前年比は72.0%、全店売上高前年比は74.6%でしたが、8月までの累計では既存店売上高前年比が81.0%、全店売上高前年比が83.9%となり回復の兆しをみせているようです。