「どうしてトイレットペーパーの芯をそのままトイレに置きっぱなしなの…」今日もそう思いながらトイレットペーパーの芯を捨てていた方、いらっしゃるのではないでしょうか?

ひとつひとつの動作は1分もかからないけど、それが積もり積もっていつまでも自分がゆっくりする時間にたどり着けない元凶は「名もなき家事」かもしれません。さらにコロナ禍で「新・名もなき家事」が増えたと聞けば心中穏やかにいられません。名もなき家事とは、一体どんなことなのでしょうか?

そもそも「名もなき家事」とは何?

前出のトイレットペーパーの芯を捨てるなど「掃除」「洗濯」「料理」のように具体的な名前のない「作業」を「名もなき家事」といいます。無意識にやっていることが多いのも特徴かもしれません。では、このコロナ禍で増えた「新・名もなき家事」とは何を指すのでしょうか?

コロナ禍で増えた「新・名もなき家事」とは?

「どこに行くにもマスクをしなくてはならない」「飲み会なんて夢のまた夢」コロナ禍によるストレスが増えていると感じている方は多くいると思います。しかし、増えたのはストレスだけではありません。前出の「名もなき家事」にプラス、コロナ禍のために「新・名もなき家事」も増えていることに気がついていますか?

大和ハウス工業「20代〜40代の配偶者がいる男女1,200人に聞く、『コロナの前と後、生活に関する実態調査』」(2020年6月5日(金)~6月10日(水)、全国の20代〜40代の配偶者がいる男女1,200人にインターネット調査)によると上位3位に下記の「新・名もなき家事」がランクインしていました。

「外から帰ったら必ず手を洗い・うがいを家族に呼びかける」(36.0%)
「マスクや消毒液の残量の確認・購入」(33.8%)
「ティッシュやトイレットパーパーの残量確認・購入」(33.4%)

マスクに関しては「外から帰って来た家族が、テーブルの上などにそのまま放置しているマスクを片付ける手間が増えた」と感じている方も多いかもしれません。