国家公務員のボーナスは3年連続の減少

2020年10月の人事院勧告により、期末手当を0.05カ月分引き下げることも影響して、国家公務員(管理職および非常勤を除く一般行政職)の2020年冬ボーナスの平均支給額は同4.3%減の65万7,900円になると予測しています。

2020年夏のボーナスは、同0.1%増の68万100円とわずかに増加。2019年の給与法改正により、支給月数が0.025カ月引き上げられ2.22カ月になったことが影響したとしています。この夏のボーナスについては、前年の改正給与法で決定するため、COVID-19の影響はありません。しかし2020年冬のボーナスについては、人事院勧告を受け入れた給与法改正案は今国会の会期で成立する方針のため、減額になる模様です。

(出所:三菱UFJリサーチ&コンサルティング)

参考

「2020年冬のボーナス見通し」三菱UFJリサーチ&コンサルティング(調査部 小林 真一郎、丸山 健太)

尾藤 ちよ子