採用担当や人事が嫌う学生のNG行動とは何でしょうか。ここでは5つのポイントをご紹介します。2017年春卒業予定の大学生で既に内定をもらった方、また自分で納得できる企業に出会えていないという方も必読です。

というのは、たとえ内定が決まってもその後に配属というイベントがあるからです。内定式以降に人事部に対してNG行動が露見してしまうと、自分が希望する部署に行けないこともあります。また、引き続き就職活動をされている方は、人事部がどのような目線で学生を見ているのかを知るための参考にしていただければと思います。

1. チームワークの意識が欠如している

優秀な学生を採用したいというのは、どの企業も同じです。しかし、仕事は1人だけ完結することなどほとんどありません。いろいろな人を巻き込んでいくことで大きな仕事ができますし、またステークホルダーという関係者が増えれば増えるほど、コミュニケーションが重要となってきます。また、一度仕事を任されるようになれば、チームをマネジメントするような機会も増えていきます。

企業が学生を幹部候補生として見ていればいるほど、チームのリーダーとしてふさわしい人物であるかという評価軸がついて回ります。大学生時代にしっかり勉強してきたかどうかは別として、体育会の学生が人事担当者に根強い人気があるのは、こうしたチームワークの重要性を理解しているかどうかという点にあります。

2.優先順位がつけられない

社会人なら仕事の優先順位をつけるなんてあたりまえじゃないか!という方も多いでしょうが、時間に余裕のある学生時代を過ごすと、なかなか優先順位を付けられない場合も多いようです。

採用面接の場でリクルーターから込み入った質問をされることもありますが、質問に関して重要なポイントから順番に回答ができることが重要です。短時間に相手の聞きたいことを優先順位に沿って整理し、回答をすることができれば、採用担当者もその学生の入社後のイメージが持ちやすいはずです。