新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行の前後、私たちの日頃の行動スタイルは大きく変化しました。買い物に行くときも、三密を避け、店内にいる時間をできるだけ短くするように工夫している、という人は多いでしょう。

それ、時間の短縮だけではなく、実は節約にもつながっているって、気がついてましたか?

買い物は「早く」「少なく」「予定したものだけ」に。

株式会社ONE COMPATHが運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」がおこなった「買い物に関する意識調査」によると、COVID-19の影響で、買い物は「テキパキ買い」に変化してきていることがわかりました。

1つは、買い物の頻度。「ほぼ毎日」という人は、コロナ前に比べて半減しました。それに対し、「週に1回程度」という人は9.4%増。買い物の頻度は減ってきているということがわかります。

2つ目は、買い物をする時間。「30分以上」(「30分~1 時間未満」「1~2時間未満」「2時間以上」を合算)という人の割合が3分の2になったのに対し、「20 分未満」という人の割合は1.5倍に。中には、「頻度が減ったため1回の買い物時間は増えた」という人もいますが、全体的にみると滞在時間は減っているようです。

そして3つ目は、買い物の計画性。「予定していたものだけを購入」という人は、コロナ前の約2倍に急増しました。その代わり、「8 割は予定せず、店頭で判断したものを購入」という人は半減。コロナ前よりも計画的に買い物をする人が増えたようです。