1カ月の賃金等の収入はいくら?

6月の賃金等収入(税込み、賞与除く)についても聞いています。金額別にその割合をみてみましょう。この「賃金等収入」には、年金、恩給、雇用保険等の給付金、財産収入、その他仕送り金等は含みません。また自営業の場合は、売上高から諸経費を差し引き、月割りにならした額となっています。

60代男性の6月の収入

60~64歳(男性)

5万円未満:4.0%
5万~10万円未満:5.3%
10万~15万円未満:9.8%
15万~20万円未満:16.8%
20万~30万円未満:27.8%
30万~50万円未満:19.3%
50万円以上:11.9%
無回答:5.0%
平均値:22万8,000円

65~69歳(男性)

5万円未満:12.0%
5万~10万円未満:14.9%
10万~15万円未満:18.1%
15万~20万円未満:14.1%
20万~30万円未満:16.6%
30万~50万円未満:10.1%
50万円以上:7.2%
無回答:6.9%
平均値:18万円

60代女性の6月の収入

60~64歳(女性)

5万円未満:12.5%
5万~10万円未満:32.4%
10万~15万円未満:21.2%
15万~20万円未満:11.2%
20万~30万円未満:11.7%
30万~50万円未満:2.0%
50万円以上:1.3%
無回答:7.7%
平均値:12万4,000円

65~69歳(女性)

5万円未満:24.5%
5万~10万円未満:34.3%
10万~15万円未満:17.6%
15万~20万円未満:5.9%
20万~30万円未満:5.9%
30万~50万円未満:4.9%
50万円以上:1.0%
無回答:5.9%
平均値:10万6,000円

年金を含まない収入についてですが、男性は60代前半であれば20万~30万円ほどの収入がもっとも多くなっていますが、60代後半になると10万~15万円ほどに減少しています。

女性については、60代前半と後半で大きな変化はなく、5万~10万円がボリュームゾーンになっています。

「賞与がもらえる見込みがあるか」との問いに対して、「ある」と回答した割合がもっとも高いのが60代前半の男性で42.6%です。しかし60代後半は22.3%になっています。65歳前後で、例えば正社員から業務委託契約など、就労条件の変化がある人が多いのかもしれません。実際に、「雇用者の雇用形態」をみてみると、男性は60代前半は「正社員」がもっとも多く37.1%となっていますが、60代後半だと18.8%です。60代後半でもっとも多い雇用形態は「パート・アルバイト」(34.1%)となっています。

女性の賞与をもらえる見込みがある人の割合は、60代前半は31.1%、60代後半は20.6です。雇用形態は「パート・アルバイト」(64.9%)がもっとも多くなっています。