人生の中で大きな買い物である「マイホーム」には住宅ローンがつきもの。一般的に家計に占める割合が大きく、その返済が暮らしの中心になるケースも多いのではないでしょうか。

一方、ローン返済中でも住宅の維持費や諸費用は当然発生してきます。マイホームを購入した多くの人が利用する住宅ローンの注意点や、住宅の維持費用について考えてみましょう。

住宅ローン返済は何十年も続く

住宅ローンの返済は何十年も続きます。借りた当初は返済できる予定でも、その後状況が変わることもあるでしょう。共働きが難しくなったり、給与が想定ほど上がらなかったり…。また子供の成長とともに教育費の負担が大きくなるなど、家族の環境も変化していきます。

住まいには銀行の抵当権が設定されています。返済が遅れると督促やローンの一括請求、信用情報への記録などが行われるため、遅れることなく確実に返済していくことが必要です。

もし給与の大幅な減少など、収入に大きな変化が起きた場合は、金融機関にできるだけ早く相談するようにしましょう。返済計画の見直しや支払い猶予などの対応が可能な場合があります。