少子高齢化の今の世の中で、定年した後で元気に趣味を満喫したり、仕事をしようと考える人も少なくありません。平均寿命が伸びて定年後のお金の問題もあり、一方で残りの人生を自由に使おうという気持ちもあるのでしょう。

そこで今回はディップ総合研究所が行なった「55〜64歳定年後の就業意向調査」から、ミドルやシニアの働く意欲と課題について見ていきます。

定年後も働きたい人は半数以上

ディップ総合研究所が行なった「55〜64歳定年後の就業意向・就業実態調査」において、定年後も働きたいか?と質問をしたところ「働きたい」が38.0%、「どちらかと言えば働きたい」が19.8%で合計57.8%となりました。

定年後の就業意欲について(出典:55〜64歳定年後の就業意向調査)

年齢を分けて見てみると、55歳〜59歳では56.1%、60歳〜64歳が63.6%となり、年齢が高い方が就業意欲が高いことがわかりました。