完全無農薬農業を太陽光発電と融合させた男の「思いと戦略」

ストックビジネス連鎖経営とは?

最初に一つストックビジネスを作り、そのストックで長期的な次のストックビジネスを作るという、ストックビジネスの連鎖経営をしている経営者がいます。それは、株式会社グリーンシステムコーポレーションの阿久津昌弘社長。

阿久津社長は、常に新しい事業を作り出しているアントレプレナーで、筆者が携わるストックビジネスアカデミーの会員でもあります。その阿久津社長に、太陽光発電事業と融合する新たな農業のカタチについて伺いました。

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「健康」という超長期的なテーマを事業に取り入れる

自分が感じた「世の中の不具合」を解決しようと思っても、そのテーマが大きすぎると採算が取れず断念せざるをえません。世の中への思いと会社経営の両立は別物なのです。

阿久津社長が気づいた「世の中の不具合」の解決に必要なのは、完全無農薬農業という誰もが採算で怖気づくような難しい分野です。

健康問題はこれからも確実に伸びるのはわかります。日本中がいつか気づいてくれるであろう未来の大きな需要も感じるかもしれませんが、今はまだ採算が見えず、経営者としては参入しにくい分野。阿久津社長がそこに向けた長期戦を始められたのは、太陽光発電というストックビジネスを持っているからです。

一度は農業への夢破れ、住宅の屋根につける太陽熱温水器の販売で稼ぐフロービジネスの時代がありました。稼ぎがフローだった時代は、短期的に利益が出ても農業を行う余裕はありません。しかし、太陽光発電事者になってからは状況が一変します。

太陽光発電によりストックビジネスのオーナーになるとその突破力は加速し、太陽光発電の業界でも屈指の開発力を持つ事業者として、大手でさえも注目する存在になりました。そこから安定的に上がる収益を原資にしながら、夢だった農業に打って出る準備が整ったのです。

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大竹 啓裕
  • 大竹 啓裕
  • 株式会社ハッチ・ワーク 代表取締役会長兼CEO

福島県出身。20代はセコム株式会社にて理想的なストックビジネスの原点を経験、その後、30歳でラーメンFCチェーンの創業メンバーとして参画、ラーメンFCとしては全国一位となる約300店のストックビジネスモデル構築の原動力となる。
40代は(株)ハッチ・ワークにて貸会議室「アットビジネスセンター」や月極駐車場探し「アットパーキング」にて国内オンリーワンのサービスを次々開発して事業拡大する。これまでの新規事業立ち上げは20事業以上。
ストックビジネスアカデミー(経営研究機関)にて長期的に成長する経営メソッドを研究。
近著に『ストックビジネスの教科書』(ポプラ社)、『ストックビジネスの教科書 プロフェッショナル』(ポプラ社)がある。


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