自分の預金が、知らないうちに誰かの役に立つ? 現役銀行員が教える「休眠預金等活用法」

新型コロナウイルスの影響が長引く中、「困っている人へ、早く必要な支援を」というのは多くの人が望んでいることかもしれません。そして、困っている人への支援策の1つとして今注目されているのが、毎年700憶円もが発生していると言われている休眠預金を活用した助成金です。

この休眠預金の活用のカギになるのが、「休眠預金等活用法」という普段あまり耳にすることのない法律なのですが、実際に困っている人にどのようにお金が渡っていくのかを、現役銀行員の著者が解説してきます。

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「休眠預金等活用法」とは?

休眠預金とは「預金者等が名乗りを上げないまま、10年間放置された預金」のことです。そして、休眠預金等活用法とは「休眠預金を、社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用するための法律」になります。

休眠預金等活用法を理解するには「お金の流れ」と「登場する関連団体」がポイントになるのですが、正直申し上げてなかなか分かりにくいシステムになっています。とはいえ、曲がりなりにもお金のプロである銀行員として、この休眠預金等活用法の2つのポイントを、やさしく解説していきたいと思います。

休眠預金等活用法~①お金の流れ

休眠預金で、1つ目のややこしいところが「お金の流れ」です。困った人のために休眠預金が活用されるまでのお金の流れは、結構ややこしくなっています。       

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勤続30年の現役銀行員。金融ライター。
銀行員として数え切れないほどのお客様と会い、相談に乗り、一緒に悩んだ経験では誰にも負けない自信があります。
取り組んでいく記事も、そんな一介の銀行員目線で書いています。