「現金がないとき、慌ててATMに行く必要がなくなる」「ポイントが貯まる」「財布が軽くなる」など、クレジットカードを使うメリットはたくさんあります。

インターネット決済はもとより、店頭でのキャッシュレス決済の普及が進む中、わたしたちの多くにとって、クレジットカードはもはや生活必需品になりつつあるといえるでしょう。

でも、クレジットカードは使い方を間違えると、お金が逃げていく原因になる可能性も。メリットをいかすどころか、損をしてしまっては本末転倒ですよね。

そこで今回は、クレジットカードとかしこく付き合っていくためにおさえておきたいポイントをご紹介していきます。毎日クレジットカードを使っている人も、カードデビューはこれから!と検討中の人も、ぜひチェックしてくださいね。

クレジットカード契約数は2億件以上!

2019年10月の消費税の増税を機に始まった「キャッシュレス・消費者還元事業」。キャッシュレス決済を利用すると最大5%の還元を受けられる、というもの。この事業自体はすでに2020年6月に終了しましたが、キャッシュレス決済の認知度が大きく高まるきっかけとなりましたね。

クレジットカードの契約数も増加しています。一般社団法人日本クレジット協会のクレジット関連統計より、「クレジット契約数」の推移をみていきます。

クレジットカード契約数

2015年12月末…2億4040万件(前年比1.2%)
2016年12月末 2億4619万件(前年比2.4%)
2017年12月末 2億5088万件(前年比1.9%)
2018年12月末 2億5689万件(前年比2.4%)
2019年12月末 2億6326万件(前年比2.5%)

右肩上がりで推移しており、2019年12月末の契約数は、前年と比べて2.5%増となっています。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を受け、私たちの生活は大きく変化しました。外出自粛生活でオンラインショッピングの利用が増えたり、キャッシュレス決済の衛生面に注目する人も増えています。こうした背景からも、クレジットカードは、今後ますます私たちの暮らしに欠かせない存在となっていくことが考えられますね。