TwitterなどでのSNSで「食費2万」がトレンド入りしました。話題となったのはESSE online「子ども3人でも食費2万円台。節約上手のスーパーの回り方」という記事です。家族5人で食費2万円台って、普段家計を預かっている人からしてみたら驚く金額ですよね。一体どうやって?記事内ではスーパーの回り方から献立の立て方まで、写真付きで詳しく解説しています。非常に参考になりますが、「我が家では無理…」と思った人も多かったようです。

今回は世帯人数別の食費の平均額についてみていきます。

みんなの食費はどれくらい?

総務省の「家計調査(家計収支編)―二人以上の世帯―」によると、世帯人員別の1カ月の消費支出の平均値が分かります。ちなみに1世帯当たりの平均消費支出は29万3,379円です。このうち、食料は8万461円です。エンゲル係数(消費支出に占める食料費の割合)は25.7%。以下では世帯人員別の消費支出、食料費をみていきます。

(この調査での平均的な二人以上世帯については、世帯人員2.97人、世帯主の年齢は59.4歳となっています)