子どもが生まれると、乳幼児から始められる通信教育のダイレクトメールが送られてくることもしばしば。「こんなに早くから?」と思いながらも、まわりにも受講している人が意外と多く、出遅れ感を抱いたことがある人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、小さな子ども(幼児から小学校低学年)に通信教育を受けさせた経験のあるママやパパからの、「やっていてよかった」と「メリットはなかった」という声をあわせてご紹介していきます。

「教育費の多少が学力に差をつける」と考える親は多い

塾や英語教室など学習系の習いごとだけでなく、スイミングやサッカーなどの運動系の習いごとなど、子どもの教育にはお金をかけようと思えばキリがありません。あれもこれもやらせてあげたいと考えるのが親心ですが、収入とのバランスが取れていなければ、家族の生活ごとひっくり返ってしまいかねません。

ソニー生命が今年2〜3月に行ったアンケート(大学生以下の子どもがいる20歳以上の男女を対象にインターネットで実施、有効サンプル1,000名/※1)によると、「子どもの学力・学歴は教育費をどれだけかけたかで決まる」と大なり小なり考えている親が、60%以上にのぼるという結果が。また、英才教育や早期知育に関しても、「子どもの将来のために重要だ」と考えている人が70%を超えており、子どもの教育への関心の高さがうかがえる結果となっています。

そんな親たちにとっては、小学校へ上がる前後の時期にどのような教育を受けさせるか、も気になることのひとつ。幼児向けの通信教育に入会する家庭も増えているようです(※2)。生活習慣を身につけるものや英語を学ぶものなど、一口に通信教育と言ってもさまざまなジャンルがあります。

費用は、どんな通信教育を選ぶかによってもちろん差はありますが、1カ月当たり1,000円弱〜4,000円程度が相場。多くの場合、子どもの年齢が上がるほど月額料金も高くなります。