終活を「自分のこと」として考えた経験はありますか?

「自分のお葬式の話なんて縁起でもない」「身内の死をきっかけに、自分亡き後について考え始めた」など、同じ世代であっても、意識の差は大きいかもしれませんね。

もしものときは突然やってきます。お金、モノ、人間関係など、日頃から分かりやすく整理しておくことで、遺された者へかかる負担は大きく軽減されます。「家族が困らないように」という視点から、終活を考えてみませんか。

知りたい「みんなの終活事情」

みんなはどのような終活をしているのでしょうか。SBIいきいき少額短期保険株式会社が2019年5月に発表した「“終活”に関するアンケート調査(※1)」を見てみましょう。

《終活として「あなた自身がすでに行っていること」》(複数回答可、n=2,225)

  1. お金の準備(保険等)・・・48.3%
  2. 物の整理、片付け・・・43.5%
  3. 旅行や趣味など、いまの人生を楽しむこと・・・40.4%
  4. お墓の準備・・・25.1%
  5. お葬式の準備・・・24.5%
  6. 介護、延命治療、臓器提供などの意思表示・・・22.4%
  7. エンディングノートの作成・・・16.3%
  8. 遺言書の作成、相続の準備・・・9.3%
  9. ペットの行く末・・・5.1%
  10. ネットサービスの管理(データの削除、IDやパスワードの伝達)・・・3.8%

やはり、トップにはお金の準備(保険等)、物の整理・片付けなどの「身辺整理」が挙がっています。また、お墓やお葬式の準備など、費用のかかる項目から取り掛かっている様子がうかがえます。