30歳(1989年度生まれ)の人が65歳時の予想年金月額

経済成長率(実質<対物価>)0.9%の場合:29万7,000円
経済成長率(実質<対物価>)0.4%の場合:25万9,000円
経済成長率(実質<対物価>)0.0%の場合:20万6,000円

35歳(1984年度生まれ)の人が65歳時の予想年金月額

経済成長率(実質<対物価>)0.9%の場合:27万5,000円
経済成長率(実質<対物価>)0.4%の場合:24万5,000円
経済成長率(実質<対物価>)0.0%の場合:20万7,000円

(数値は、各時点の名目額を物価上昇率で2019年度時点に割り戻した実質額を記載)

30歳の人も35歳の人も、どの経済成長率でも20万円台になると予想されています。ただ経済成長率(実質<対物価>)が0.0%のときはギリギリ20万円台ですね。ちなみに経済成長率(実質<対物価>)が0.0%の場合の65~90歳の予想年金受給額を推計してみると、

経済成長率(実質<対物価>)0.0%の場合の予想年金受給額

30歳(1989年度生):6,351万6,000円
35歳(1984年度生):6,274万8,000円

6,000万円台となっています。ただこの予想年金受給額は夫がまったく失業せず、40年間何事もなく男性の平均的な収入をもらい続け、妻は40年間専業主婦の夫婦を想定しています。そのため、保険料を満額支払っていない人や非正社員、無職の期間がある人などはこれよりも少なくなることを考慮しておいた方が良いでしょう。