貯蓄の種類

通貨性預貯金:365万円
定期性預貯金:148万円
生命保険など:133万円
有価証券:53万円
金融機関外:30万円

となっています。通貨性預貯金がもっとも多く、350万円を超えています。ライフスタイルが変化する年代ですので、急な出費がある人も多いでしょう。そのため、通貨性預貯金が多いのかもしれません。次いで定期性預金と生命保険が100万円台となっています。ちなみに「年金型貯蓄」は28万円、「外貨預金・外債」は12万円です。

30代の人の年金、どれくらいもらえる?

厚生労働省の「将来の公的年金の財政見通し(財政検証)」の「2019(令和元)年財政検証関連資料」では、年金額の見通しを公表しています。ここでは30歳、35歳の想定している経済状況に応じたモデル年金月額をみていきましょう。

(ここでいう「経済成長率」とは、2029年度以降20~30年平均の実質経済成長率をいいます。また「モデル年金」とは、「夫が厚生年金に加入して男子の平均的な賃金で40年間就業し、その配偶者が40年間専業主婦であった夫婦に給付される夫婦2人の基礎年金と夫の厚生年金の合計額」となっています)