障害者雇用で「胡蝶蘭ビジネス」を成長させた経営者の原点と目の付けどころ

NPO法人AlonAlon 那部理事長に聞く(前編)

参入する市場を自分の目で確かめる

大竹:その状態でいきなり参入したんですか?

那部:まずは、自分自身も売ることが好きなこともあって、大手電機会社の特例子会社で軽度の障害者が生産していた胡蝶蘭を営業マンとして販売してみました。

自分にノルマを課して年間5,000万円販売したら自分たちで栽培しようと決めて頑張り、4年目でそれを達成しました。

大竹:確実な市場調査ですが、想像よりも長い時間をかけてマーケット特性を見極めたんですね。

那部:売る出口がなければ栽培しても意味がないと考えてましたね。

大竹:たしかにマーケットの中で自分の立ち位置に確信がなく踏み出せばリスクが高いですが、事業の組み立て方に経営センスを感じます。

那部:社会人になって営業職しか経験ありませんし、売ることが好きなんです。

障害者雇用の現実〜平均工賃は月額15,000円

大竹:事業を進めるうえで大切にしていることがあれば教えてください。

那部:常に障害者の雇用を生むことを考えて事業を進めています。一般に「B型事業所※」と言われる施設の平均工賃は月額15,000円です。

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大竹 啓裕
  • 大竹 啓裕
  • 株式会社ハッチ・ワーク 代表取締役会長兼CEO

福島県出身。20代はセコム株式会社にて理想的なストックビジネスの原点を経験、その後、30歳でラーメンFCチェーンの創業メンバーとして参画、ラーメンFCとしては全国一位となる約300店のストックビジネスモデル構築の原動力となる。
40代は(株)ハッチ・ワークにて貸会議室「アットビジネスセンター」や月極駐車場探し「アットパーキング」にて国内オンリーワンのサービスを次々開発して事業拡大する。これまでの新規事業立ち上げは20事業以上。
ストックビジネスアカデミー(経営研究機関)にて長期的に成長する経営メソッドを研究。
近著に『ストックビジネスの教科書』(ポプラ社)、『ストックビジネスの教科書 プロフェッショナル』(ポプラ社)がある。


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