昨夏、出張でヨーロッパに行った際にとても便利で多用したサービスが、電動スクーター・キックボードのシェアリングサービスです。

アメリカではLimeが有名ですが、ヨーロッパではベルリン発のTIER、Circ、スウェーデン発のVoiといったサービスが各国で展開されています。筆者はヘルシンキでVoi、コペンハーゲン、ストックホルムでTierを利用しました。

この記事では、実際に海外で使用して感じたメリット、デメリット、国内で利用する際の法規制について共有したいと思います。

電動スクーター・キックボードのメリットとデメリット

まず、メリットとして、ホテルからレストランに行ったり、お土産屋さんに行ったりと、ちょっとした距離を素早く移動する際にとても重宝しました。

バスや地下鉄は待ち時間が発生しますし、タクシーは配車サービスを使ってもすぐに捕まえられないことがありますが、電動スクーター・キックボードの場合、都市の中心部であればアプリから簡単に見つけて、すぐに利用することができます。

一方、デメリットもあります。たとえば、車輪が小さいため、段差に弱く、バランスを崩しやすいという点です。自転車道が整備されている場所は安全に運転することができますが、狭い車道を走る場合は注意が必要です。

また、スマートフォンを固定するアタッチメントがない場合、地図アプリを見ながらの運転は非常に危険です。