「貯蓄1,000万円」と「貯蓄100万円」世帯、生活費はどれくらい違う?

総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)―2019年(令和元年)平均結果―(二人以上の世帯)」によると、二人以上世帯の貯蓄現在高は1,755万円で、負債現在高は570万円となっています。ここでは貯蓄現在高が100~200万円と1,000~1,200万円の世帯の1カ月間の消費支出についてみていきます。支出に大きな違いがあるのか、またはないのか気になるところです。

(消費支出・・・「いわゆる生活費のことであり,日常の生活を営むに当たり必要な商品やサービスを購入して実際に支払った金額」となっています。)

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貯蓄「100万円」と「1,000万円」の世帯数とは

貯蓄が「100万円」と「1,000万円」の世帯は、どれくらいいるのでしょうか。以下は、貯蓄現在高階級における世帯数(抽出率調整済実数)です。
(ここでいう「世帯数分布(抽出率調整)」とは、「層ごとに抽出率が異なるので,抽出率の逆数に比例した調整係数と労働力調査による比推定比を集計世帯に乗じて得た世帯数を1万分比で表章したもの」となっています。)

貯蓄現在高階級別の世帯数

100~200万円:37万1,000世帯
1,000~1,200万円:36万8,000世帯
総世帯数:621万7,000世帯

貯蓄「100~200万円」の世帯数と「1,000~1,200万円」世帯数は同じくらいとなっています。また世帯人員(人)についても、「100~200万円」の世帯は3.19人、「1,000~1,200万円」の世帯は3.01人とそれほど変わりません。世帯主の年齢は、「100~200万円」の世帯は52.0歳、「1,000~1,200万円」世帯は59.4歳となっており、年齢差は7歳ほどあるようです。

ちなみに、貯蓄現在高階級別の貯蓄額の平均ですが、貯蓄「100~200万円」は138万円、貯蓄「1,000~1,200万円」は1,085万円となっています。次に年間収入についてみていきます。

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埼玉大学経済学部卒業後、テクノロジー関連の専門紙の記者に従事。
現在はビジネス・経済系メディア向けの執筆を行う。2児の母。