貯蓄額と年収の関係

貯蓄現在高階級別の年間収入(二人以上世帯)

100万円未満:462万円
100~200万円:537万円
1,000~1,200万円:626万円
1,600~1,800万円:698万円
4,000万円以上:833万円
平均:629万円

「100万円未満」と「4,000万円以上」を比較してしまうと、確かに年間収入差は370万円ほどあります。しかし貯蓄差ほど大きくありません。貯蓄現在高の平均値あたりの「1,600~1,800万円」における平均年間収入は、698万円。「100~200万円」と160万円ほどしか変わりません。また集計世帯数ですが、

貯蓄現在高階級別の世帯数分布(抽出率調整)(二人以上世帯)

100万円未満:839世帯
100~200万円:467世帯
1,000~1,200万円:463世帯
1,600~1,800万円:275世帯
4,000万円以上:891世帯
平均:1万世帯

となっています。貯蓄が「100万円未満」と「4,000万円以上」世帯の数があまり変わりません。貯蓄と収入はある程度比例するようですが、大きな貯蓄差を説明するほど相関性が高いとはいえないようです。また、二人以上世帯における貯蓄額が二極化しているともいえます。

さらに二人以上世帯のうち勤労者世帯の貯蓄と年収の関係をみてみましょう。