公務員と会社員の給与はどれほど違うのでしょうか。今回は国家公務員の給与についてみていきたいと思います。

国家公務員の人数はどれくらい?

公務員には、国家公務員と地方公務員がいますが、公務員のほとんどを地方公務員が占めています。人事院勧告の「平成31年(2019年)国家公務員給与等実態調査」によると、公務員の人数は以下の通りです。

国家公務員・・・約58.5万人
地方公務員・・・約274.2万人
計・・・約332.7万人

この中の「人事院の給与勧告の対象となっているのは、国家公務員のうちの「給与法の定期用を受ける一般職の国家公務員」(約27.7万人)となっています。具体的には、一般行政職員や外交官、税務署職員、刑務官、海上保安官、医師、看護師などとなっています。