約2カ月に亘る緊急事態宣言の影響で、暮らしにもたくさんの変化がありました。在宅ワーカーの筆者と会社員の夫、小学生の子供2人の筆者の4人家族も外出自粛と休校のために「おうち時間」が増え、人と会う機会や外食、買い物に出かけることが減りました。

生活が変化したことで、お金の使い方も変わっていったのですが、実はこれが我が家のお金の使い方を見直すいい機会に。

そこで今回は、外出自粛で変わった我が家のお財布事情をご紹介します。

食材は「ちょこちょこ買い」から「まとめ買い」に

外出自粛前の我が家の買い物は、いわゆる「ちょこちょこ買い」。2日に1回はスーパーに通い、2~3日ほどで食べきれる分の食材を調達し、足りないものがあればコンビニで買い足すような生活をしていました。

そのため、我が家の食費は毎月外食なしで6万円程度。総務省統計局の家計調査(※)によると2019年の4人家族の一カ月の平均的な食費(外食なし)は6万6,700円ほどだそうですから、平均的といえば平均的ですが、子供2人がまだ小学生であることを考えると、少し高いかもしれません。

そこで緊急事態宣言が出された後は、買い物する日を月曜日と金曜日の週2回と決めて実行。週2回と決めたことで、買いたいものや作りたい献立をあらかじめ紙に書いてリストアップし、買い忘れを少なくする工夫をするようになりました。

また、「ちょこちょこ買い」をしていたときは、新商品など必要のないものをつい買ってしまうことが多かったのですが、リストがあることと自粛中で短時間の買い物が推奨されていることもあり、余計なものを買うこともなくなりました。

その結果、5月の食費は約5万円程度に。初めこそリストアップに時間がかかりましたが、慣れてしまうとそう面倒でもなかったので、緊急事態宣言が解除された後も、この習慣は続けています。