お薬って高いですよね?その中でもずば抜けて高い薬である『ゾルゲンスマ』(オナセムノゲン アベパルボベク)が2020年5月20日から日本でも保険適用となりました。

そのお値段なんと1億6707万7222円!

現在、国内最高額の薬です。米国では、2億円超えする世界一高い薬といわれる薬です。このゾルゲンスマという薬は、どんな薬でなぜこんなに高いのでしょうか?

『ゾルゲンスマ』は脊髄性筋萎縮症の治療薬

脊髄性筋萎縮症は、乳幼児期に発症する運動神経を支えるタンパク質を作る遺伝子に異常が起こることで、筋力の低下や筋委縮が起こる指定難病です。『ゾルゲンスマ』は、この遺伝子を補充するための再生医療等製品となっています。