出世が給料を上げる大きな要因の一つだといわれています。では部長になると、給料はどれくらいになるのでしょうか。ここでは地方公務員の部長の給料についてみていきます。

地方公務員の部(局)長比率はどれくらい?

まず、会社員の部長比率をみていきましょう。独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計2019」によると、部長比率がもっとも高い年齢階級は、

大学・大学院卒の部長比率(2018 年)・・・55-59歳(17.3%)
高校卒の部長比率(2018年)・・・55-59歳(3.8%)

となっています。学歴差が大きいですが、両者とも50代後半となっています。

では地方公務員はどうなのでしょうか。まずは部(局)長の平均年齢をみていきます。

(労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計2019」では、「賃金構造基本統計調査」から各属性における「部長級」と「課長級」の労働者数が得られるので、それらを当該属性の「役職計」 と「非役職」を合計した労働者数で除して算出しています)