近頃、「コロナ詐欺」の被害件数が増えているようです。2020年5月1日の日本経済新聞の報道によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に便乗した詐欺被害は、3月上旬から4月27日までに13都道府県で計32件、被害額は計3117万円に上っています。

そこで本記事では、事例を交えながらコロナ詐欺の実態を紹介していきます。多様化するコロナ詐欺の手口に知ることで、もしものときに備えて対策を考えていきましょう。

手口①:「特別定額給付金を振り込むから暗証番号を教えて」

1つめは、10万円の特別定額給付金の給付を装った詐欺です。自治体の職員を装った人物が「10万円の給付金を振り込むから、キャッシュカードを用意して」「振込手続きにキャッシュカードの暗証番号が必要だから教えて」などと、電話をかけてくるケースが多発しています。

また、給付金を口実にキャッシュカードを騙し取る手口も散見されます。同様の事件はすでに8件発生しており、最高で約120万円もの大金が引き出されているようです。

総務省のウェブサイトでも、暗証番号・口座番号・通帳・キャッシュカード・マイナンバーは、“絶対に教えない!渡さない!”と注意を促していますので、少しでも「怪しいな?」と思ったら、すぐに市区町村の窓口や警察に相談するようにしましょう。