年収が多ければ、貯蓄が多いと思うのが普通かと思います。しかし、必ずしもそうとは言い切れない事実があります。不思議な現象かと思いますが、今回はその点について総務省の最新公開データをもとにみていきましょう。

最新の総務省「家計調査報告」をみる

年収や貯蓄の話は友人や知人、家族でもできないという方は多いのではないでしょうか。

そうした場合に、上手に活用することができるのが、官公庁などによる調査結果です。

今回は、総務省が2020年5月15日に公開した「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2019年(令和元年)平均結果-(二人以上の世帯)」をもとに、年収別の貯蓄額を見ていきましょう。

ちなみに、貯蓄とは、預貯金や保険、有価証券を含みます。

ここでは、貯蓄の中でも、みなさんが興味のある預貯金について見ていきましょう。

その預貯金も年収別での平均を見ていきます。

年収別でみる預貯金はいくら

ここでは、年間収入(年収)レンジ別に預貯金の額をみていきます。