転職率がもっとも高い産業は?

ここでの転職率の計算方法については、「前職のある就業者のうち、前職(離職時)の産業が当該産業である過去1年間に離職を経験した者を当該産業の転職者とする。

A=当該産業の就業者数(現職の産業が当該産業である就業者数)
B=A のうち、過去1年間に離職を経験した人の数
C=当該産業の転職者数(前職の産業が当該産業である過去1年間に離職を経験した人の数)と置くと、

C/(A-B+C)×100%

を、当該産業の転職率(当該産業の仕事を離職し、別の仕事に転職した人の割合)」としています。

産業別転職率(2018年、就業者ベース)

農業,林業:1.8%
建設業:2.9%
製造業:4.1%
情報通信業:5.0%
運輸業,郵便業:5.7%
卸売業,小売業:5.6%
金融業,保険業:3.7%
不動産業,物品賃貸業:3.9%
学術研究,専門・技術サービス業:3.4%
宿泊業,飲食サービス業:9.8%
生活関連サービス業,娯楽業:6.0%
教育,学習支援業:4.9%
医療,福祉:5.3%
サービス業(他に分類されないもの):5.1%
産業計:4.9%

となっています。もっとも転職率が高いのは、「宿泊業,飲食サービス業」(9.8%)と10%近くなっています。もっとも転職率が低いのは、「農業,林業」(1.8%)です。