自分の生涯年収、どれくらいになるか考えたことはありますか?まだ若い人は想像できないかもしれませんが、「だいたいこれくらいかな」と想像できる人もいるでしょう。

今回は公務員の生涯年収をみていきます。

国家公務員の生涯年収は?

まず国家公務員の生涯年収ですが、人事院の「平成31年国家公務員給与等実態調査」の「行政職俸給表(-)」の平均給与月額から推計しています。

この「平均給与月額」には、諸手当(地域手当、広域移動手当、俸給の特別調整額、本府省業務調整手当、扶養手当、住居手当、単身赴任手当(基礎額)、寒冷地手当、特地勤務手当等)も含まれています。年齢階層別の平均給与月額を足していき、これにボーナス(平均給与月額の2カ月分×2回)を合計した額を生涯年収としています。ここでは残業代、退職金を含んでいません。また60歳で定年退職することとしています。

「行政職俸給表(-)」(2019年)の生涯年収

高校卒:約2億4,200万円
短大卒:約2億4,400万円
大学卒:約2億6,100万円

となっています。