中小企業の賃金事情

日本企業の9割以上、雇用者でみると約7割を占める中小企業（小規模事業者含む）。日本経済を支えているといっても過言ではありません。
ここでは東京都に限定してしまいますが、東京都産業労働局の「中小企業の賃金事情（令和元年版）」（2019年）をみてみましょう。

※集計企業は1,213社。その内訳は、常用労働者10～49人が736社、50～99人が296社、100～299人が181社となっています。

中小企業の平均月収はいくら？

2019年（7月1カ月の平均賃金）の全常用労働者（役付者を含む）の平均賃金は、

所定時間内賃金：34万6,055円
所定時間外賃金：3万6,611円
合計：38万2,666円（平均年齢41.7歳、平均勤続年数10.6年）

となっています。2018年の年間給与支払額（所定時間外賃金、賞与等を含む）は、平均539万9,265円となっています。

常用労働者数別に詳しくみてみましょう。