親のお金を銀行員から守る!~狙う側の銀行員が内情を明かします(1)

「あなたの両親は富裕層ですか?」

こう聞かれて、すぐに「はい」と答えられる人は多くはないでしょう。

それでは、こちらはどうでしょうか。

「あなたの両親がどれくらいお金を持っているか、知っていますか?」

おそらく「よく知っている人」と「ほとんど知らない人」にハッキリ分れると思います。

昨秋、ゆうちょ銀行で問題化した高齢者への投資信託の不適正な販売も、一握りのお金持ちだけの話ではなく、もしかしたらあなたのご両親に、そしてあなたにも起こりうることかもしれません。

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そこで今回は「親のお金を銀行員から守る!」をテーマに、「富裕層」や「高齢者のお金」を銀行員はどのように考えているのか、そうした内情を勤続年数30年の現役銀行員の私が3回に分けてお話ししていきます。

まず、富裕層と銀行の関係について知ってください

富裕層と聞けば、いわゆる”お金持ち”をイメージすると思います。では、いくら持っていると富裕層になるのでしょうか。1千万円、それとも100億円でしょうか?

まずは富裕層の定義から始めたいのですが、その前に「なぜ銀行の中にいる私が今回のテーマを書くのか?」をお話ししないと、内容に共感してもらえないと思います。銀行員の愚痴にも近いお話ですが、少しだけお付き合いください。

どうして銀行員が銀行の姿勢に批判的なのか? きっかけは老婦人の一言

きっかけは、勧誘にお邪魔したお宅で、高齢のご婦人とお会いしたときのことです。

参考記事

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勤続30年の現役銀行員。金融ライター。
銀行員として数え切れないほどのお客様と会い、相談に乗り、一緒に悩んだ経験では誰にも負けない自信があります。
取り組んでいく記事も、そんな一介の銀行員目線で書いています。