新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威をふるうなか、学校の一斉休校、保育施設の相次ぐ臨時閉鎖などにより、多くの子どもたちの新年度が想定外の形で始まりました。

保護者の側も、テレワークへの移行や休業、雇い止めなど、働き方や収入に直結する変化を受け止めながらの子育ては長期戦となりそうです。

この状況で「この先、教育費はいくらかかるのだろう?」と不安になる人も多いでしょう。

「幼児教育・保育無償化」スタートから遅れること半年。
この春、「私立高校実質無償化」と「高等教育等(大学・専門学校)無償化」が始まり、国の「3つの教育無償化」制度が出そろいました。

そこで今回は、子どもの教育にかかるお金と、これらの制度について整理していきたいと思います。