公務員の退職金ってどれくらい?

まずは国家公務員(常勤職員)の退職手当についてみていきましょう。内閣人事局によると、「国家公務員の退職手当の支給水準については、退職給付(退職手当及び年金払い退職給付(使用者拠出分))の官民均衡を図るため、おおむね5年ごとに行う民間企業の企業年金及び退職金の実態調査を踏まえて見直しを実施」しているとのことです。

定年:2,068万円
応募認定:2,650万円
自己都合:335万円
その他:183万円

(「その他」には、任期制自衛官等の任期終了(常勤職員)や死亡等による退職が含まれています)

このうち、定年退職における勤務年数による手当金額については、以下の通りです。

20年~24年:1,190万円
25年~29年:1,650万円
30年~34年:1,993万円
35年~39年:2,300万円
40年以上:2,234万円

会社員の大学・大学院卒(管理・事務・技術職)の給付額と比較すると、20年~24年は会社員の方が100万円近く高いですが、それ以上になると国家公務員の方が200万円ほど高くなっています。

では地方公務員はどうでしょうか。