商品サービス開発をスピードアップする「共創」はどう始める?

こうして深く相手を知ったうえで、自分の考えるアイデアを伝えます。これを90分間行い、今度は攻守交代してもう一方の相手を知ることを行います。そして、お互いに相手の抱える課題を共有したうえで、初めて2人で何が作れるかのブレストに入ります。

共創を行うにあたっては、初期段階でお互いが内包する課題に対して徹底的に貢献する姿勢を示し、その人の考え方まで理解し合うことが必要です。もしこの時に違和感を覚えるならば共創はしない方がいいでしょう。先に進んでから問題になるよりも実行しない方が賢明です。

実は、この手法はこれまで私がずっとやってきた「ストックビジネスを考えるワーク」に近いのです。そのため、SBAでは参加者が「90分間は相手に100%貢献する」という関係づくりを自然に行える環境になっているのです。

おわりに

共創をコーディネートする人の役割とは、お互いが自分のメリットだけを追求するのではない関係構築をすること。そこから始められる共創ならば、お互いに必ず価値を感じてもらえるだろうと思います。これからは共創をコーディネートする人材がいっそう必要になるでしょう。

筆者が携わるストックビジネスアカデミー(SBA)は、そこに集う仲間とお互いに気づきを与え合う経営者コミュニティーです。そこでは会員に思考のヒントを送り届けるために、毎月ストック思考をフル活用して事例解読をしています。ご興味のある方は一度覗いてみてください。

大竹 啓裕

参考記事

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執筆者
大竹 啓裕
  • 大竹 啓裕
  • 株式会社ハッチ・ワーク 代表取締役会長兼CEO

福島県出身。20代はセコム株式会社にて理想的なストックビジネスの原点を経験、その後、30歳でラーメンFCチェーンの創業メンバーとして参画、ラーメンFCとしては全国一位となる約300店のストックビジネスモデル構築の原動力となる。
40代は(株)ハッチ・ワークにて貸会議室「アットビジネスセンター」や月極駐車場探し「アットパーキング」にて国内オンリーワンのサービスを次々開発して事業拡大する。これまでの新規事業立ち上げは20事業以上。
ストックビジネスアカデミー(経営研究機関)にて長期的に成長する経営メソッドを研究。
近著に『ストックビジネスの教科書』(ポプラ社)、『ストックビジネスの教科書 プロフェッショナル』(ポプラ社)がある。


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