人生100年時代には、保険によるリスクへの備えについても今一度考えてみることが必要になります。最近は、ライフスタイルの多様化や高齢化が進行し、また医療事情の変化などにより、以前は考えてこなかった分野の保障へのニーズが増えてきています。

前回の記事では、「死亡保障」「就業不能保障」「医療保障」についてみてきました。今回は、「がん」「介護」「貯蓄」に関する保障の最新傾向についてみていきたいと思います。

がんに備える保険

がん保険は従来、一時金で受け取る診断給付金と入院給付金をベースに、入院後の通院や、入院を伴う手術を保障するものが主流でした。

現在のがんに対する治療は、「手術」「抗がん剤治療」「放射線治療」が3大治療とされており、長期入院よりも短期入院、もしくは入院せずに通院治療のみというケースも増えています。従来型の保険は、通院治療については入院が支払い要件になっているタイプも多く、このトレンドをカバーしきれていないケースもあります。

そこで、最近は診断給付金に重点を置くタイプや、入院の有無を問わず3大治療に対して給付金を支払うタイプなどが増えてきています。また、入院を伴わない通院治療や療養、未承認の抗がん剤治療といった自由診療など様々な費用に対応できる保険も出てきています。

また、がんだけでなく、急性心筋梗塞や脳卒中を加えた3大疾病時に一時金や年金で備えることで、通院や抗がん剤治療に備えるという方法もあります。

がん治療も常に進化しています。現在加入している保険の保障内容を確認し、どういった場合にいくら出るのかをしっかりと確認しておきましょう。