勤続30年の銀行員が見た「お金が寄ってくる人」の特徴

会社規模から言えば従業員も多く、自ら作業しなくても良い立場なのですが、その家は社長(父)会長(祖父)全員が加工場から離れず、これも「家業を従業員にやらせ自分はふんぞり返るようになったらこの家は終わりと思え」という家訓があるからだそうです。そしてそれを楽しそうに話すような飾りのない人なので、結果的に周りから愛され、お金にも人にもモテる要因になっていました。

ちなみに、こういう昔気質な話には、銀行員と言う人種は結構弱いのです。

吸引力があると運も吸い寄せる~努力したからこそ運も寄ってくる

銀行の仕事として、お客様同士を引き合わせる商談会、ビジネスマッチングの機会があるたび声を掛けていましたが、Aさんはその都度喜んで参加してくれました。

実のところ、銀行主催のこうした行事はなかなか人が集まらないことも多く苦労をするのですが、Aさんは嬉々として参加してくれました。もちろん私たち銀行へのアピールもあったでしょうが、真剣に商売のチャンスと捉えていたようです。

なかには銀行から頼まれてイヤイヤ出席している会社も多かったのですが、Aさんは何週間も前から準備し、デモンストレーションの稽古までして参加してくれていました。

こうした本気度が、余計周りと比べて光ったのでしょうか、名前を出せば誰でも知っている上場食品メーカーと知り合うことができて、その後両社で新商品開発の話がまとまり、今ではなんと北米全土にその商品が出回っています。

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勤続30年の現役銀行員。金融ライター。
銀行員として数え切れないほどのお客様と会い、相談に乗り、一緒に悩んだ経験では誰にも負けない自信があります。
取り組んでいく記事も、そんな一介の銀行員目線で書いています。