年末年始は旅行や帰省で電車(あるいは飛行機)を利用する人も多いと思われますが、それに伴って駅弁を食する機会も増えるのではないでしょうか。

「駅弁」と聞くだけで、日本の伝統文化の1つと思ってしまうのは筆者だけではないはずです。電車の座席で一人黙々と食べる駅弁には、何とも言えないおいしさがあります。もちろん、皆で楽しく騒ぎながら食べる駅弁も格別の味です。

時代が変わり、一昔前には駅のホームに普通にいた“駅弁の売り子さん”を見ることは少なくなりましたが、電車の旅に駅弁が欠かせないことは変わっていないと思われます。

流行に左右されない定番の人気駅弁「シウマイ弁当」

ところで、日本に駅弁は何種類くらいあるのかご存知ですか?

正確な統計資料はないようですが、一部販売終了になったものを含めて2,000種類以上あると言われています。「駅弁」の定義にもよりますが、全国レベルでは途方もない数の駅弁があることは確かのようです。

消費者の嗜好も多様化している中、これだけ膨大な数の駅弁の人気度に優劣を付けるのは難しいようです。しかし、常に安定した高い人気を誇る駅弁の1つが崎陽軒「シウマイ弁当」ではないでしょうか。