年が明ければ受験シーズンが本格化。子どもがいる家庭において、必ずと言っていいほど立ちはだかるのが、「子どもの教育費問題」ではないでしょうか。特に、子どもが大学進学を希望している場合、数百万円単位での出費になることもあり、このお金をどうやって捻出するのかは、大きな課題といえます。

今回は、大学生の子をもつ母親の体験談を元にして、教育資金について少し考えてみましょう。

推薦入試を受けることが決まって、気が付いた恐ろしい事実

「指定校推薦での受験でしたので、11月の中旬には大学が決まりました」と話すのは、昨年、お子さんを大学に進学させたというTさん。「でも、入学手続きが合格発表の3日後と聞いたときは、焦りました。だって、その入学手続きの支払いには、主人のボーナスを充てるつもりでしたから…」