「自動車=買う」イメージが強い人もいるのではないでしょうか?しかし、現在は買うものから借りるものへ変わりつつあります。なかでも自動車のリースは、ここ数年で認知度が広がってきたサービスです。この記事では、リースの概要とメリット・デメリットを中心に紹介します。

自動車は借りる時代になろうとしている

一般財団法人 自動車検査登録情報協会の「自家用乗用車(登録車と軽自動車)の世帯当たり普及台」の調査では、1世帯当たりの自動車保有台数率は、2012年3月末の1.08台を皮切りに、1世帯当たりの保有台数率は、毎年減っています。ちなみに、2019年3月現在の1世帯当たりの保有台数率は、1.052台です(2019年3月末現在)。

その一方で、広がっているサービスが自動車のリースです。リースとは、自動車を一定期間借りることです。契約期間中であれば、自家用車のように、いつでも利用できます。

契約期間も半年、1年、3年など、さまざまな期間の契約を結べます。なお、リースはカーショップやガソリンスタンドなどで契約可能です。ちなみに、リースと似た言葉で「レンタル」があります。

車を借りる点では同じ意味ですが、レンタルは6時間、12時間など、時間単位で契約を結ぶのが基本。さらに支払い方も、リースは月々払いですがレンタカーは前払いです。

自動車をリースするメリットとデメリット

ここでは、リースをするメリットとデメリットを見てみましょう。