これからの中小企業の生き残り策は「共創戦略」しかない!

これこそが一社が単独で頑張るだけでは立ちいかなくなった背景です。つまり、いかに早く、価値あるサービスを作り上げ、その仲間を増やしていけるかということが肝なのです。

「協業」と「共創」の違い

複数の主体がかかわるビジネスの形態には、業務提携、アライアンス、パートナーシップ、協業といった似たような言葉がたくさんあります。では、協業と共創は何が違うのでしょうか?

調べてみると、協業とは、利益を分け合うことを主眼とした関係です。一方、共創とは、当事者それぞれにとっての「共通善」というような大きな目的に向かい、異質な才能が集まり知恵を出し合うこと。

つまりお互いが「こうすれば一番いい」とわかっていて、自分だけではなし得ないことを共通目標にすることから始まります。

以下に3つ、これから増えていくであろう共創モデルのタイプを挙げます。

お客様と作る共創

サービス提供者が顧客と一緒になって新しい価値を作るタイプです。先ほどのMEZONは、顧客である美容院とともに美容院にとっての最適なモデルを模索し、どんなサービスで、いくらなら利用者に受け入れられるかをひたすら追求して生まれたもの。まさにこのタイプですね。

みんなで作る共創

同じテーマを共有して、多くの方々や企業がコンソーシアムのような形で議論したり知恵を出し合うことで作り上げていくタイプです。このタイプはそれぞれの役割を見出して自律的に運営するので、まとめるのが難しい部分があります。

今や自動車業界のみならず、あらゆる業種が参加してMaaSが成立する社会の実現を目的としたコンソーシアムを形成しているMONETなどはまさにこのタイプですね。

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
執筆者
大竹 啓裕
  • 大竹 啓裕
  • 株式会社ハッチ・ワーク 代表取締役会長兼CEO

福島県出身。20代はセコム株式会社にて理想的なストックビジネスの原点を経験、その後、30歳でラーメンFCチェーンの創業メンバーとして参画、ラーメンFCとしては全国一位となる約300店のストックビジネスモデル構築の原動力となる。
40代は(株)ハッチ・ワークにて貸会議室「アットビジネスセンター」や月極駐車場探し「アットパーキング」にて国内オンリーワンのサービスを次々開発して事業拡大する。これまでの新規事業立ち上げは20事業以上。
ストックビジネスアカデミー(経営研究機関)にて長期的に成長する経営メソッドを研究。
近著に『ストックビジネスの教科書』(ポプラ社)、『ストックビジネスの教科書 プロフェッショナル』(ポプラ社)がある。


ビジネスに関するお問い合わせは下記よりお願いいたします。
問合せ先:ストックビジネス〜大竹啓裕の公式サイト〜