2020年の東京五輪開催に向けて、競技施設の建設や周辺道路の整備、交通網の渋滞・混雑対策など、着々と進んでいます。マンション購入検討している方にとって気になるのは、価格の変動とその後の住環境の変化ではないでしょうか。よく耳にするのが「オリンピック後には住宅の価格が下がる」です。しかし、あくまでも可能性ですので、注意したいところです。

今回は、東京五輪を見据えた再開発や整備により、住環境がさらに良くなり、利便性が向上する可能性のあるエリアを2つ紹介します。

選手村となる「晴海」

中央区晴海は選手村として約18ヘクタール(東京ドーム約3.7個分)の広大な範囲で整備されています。選手の滞在用に利用される建物は、2023年入居予定のマンション「HARUMI FLAG」(以下:晴海フラッグ)としてすでに販売開始されています。敷地内には保育園や中央区立の小中学校、大型商業施設などもでき、一つの新しい街が誕生します。