小学生になると、親から離れ友達同士家への行き来が盛んになってきます。お互い様の場合が多い一方で、我が子とは違った少々困った行動をとるお友達に「ちょっと非常識じゃない!?」「注意していいの!?」というイライラ体験をしているという人も多いようです。

うちの子にはして欲しくない!非常識エピソード

それでは、世間一般で「マナーが悪い」とされる子供はどのようなことをしてしまっているのでしょうか。

・「とにかく食べ物をねだる子が苦手です。『お菓子これだけ?』『何作っているの?夕ご飯食べていきたい』など、一度や二度ならかわいげもありますが、来るたびにキッチンにきてチェックされるのが苦痛で…。一度冷蔵庫を開けられて以来、その子がくると過剰に反応してしまいます」

・「ご両親がお仕事をされているのはわかっているのですが、うちに入り浸る息子のクラスメイトにモヤモヤしています。『ゲーム少なくてつまんない』と言われたときは『もう来なくていいよ』というセリフが喉まで出ました。たまにはそっちの家にも招待して!」

・「うちの子たちは比較的おとなしいので、暴れまわるお友達がくると普段の倍疲れます。階段から飛び降りる、おもちゃを雑に扱う…『のびのびした教育方針』だそうですが、親が注意しないとここまでなるのか…と茫然と見てしまいます」

どの子もよくあるパターンのようで、多くのママたちから「勘弁して…」との声があがりました。

我慢の限界!注意するときのポイントは?

何度も同じことをされていてはイライラがつのる一方です。それでは、どのように注意すればよいのでしょうか。

・「家に来ているときはその家のルールに従うようママ友の間で約束をしています。お菓子の数やおかわりなど、親がいないとルーズになりがちですが『うちはこうだから』とピシッというと、案外聞いてくれる子も多いです。」

・「お仕事をしているご両親の中には『自分の子が何をしているのか知りたい』という方も多数いらっしゃります。我が家では、うちに来る子は必ず親御さんの連絡先を教えてもらうようにしているので、遊びに来た日は必ずlineであったことを簡素に書くようにしました。子供同士トラブってしまったことも、なるべく公平になるよう事実を伝えることで、お子さんとコミュニケーションをとってくれる家庭もあるので、モヤモヤしていないで時にはズバッと報告するのがよいかもしれません。」

・「一番厄介なのが『叱らない育児』をする家庭。こちらが『うちでは悪いことは注意させてもらいます』というスタンスを取っていても、子供の言い分を丸呑みにし、逆切れされたことがありました。悪いことをしているよその子になんて寛大になれない!その子にはかわいそうですが、徐々に疎遠になるように距離を置かせてもらいました」

どれも子供へのアプローチというより、その背後にいる親への対処方法に気を使っているようです。

人の振り見て我が振り直せ